Introduction
FirebirdはWindows版/Linux版がありますがこの記事ではWindowsでの動作環境を整えるための注意点を書いてみたいと思います。
(結構ハマリどころがあったので)
Firebirdを何で使うか、いろいろあるでしょうが、ibWebadminを動作させるのを目的にApatch+PHP4の環境を揃えてみます。
Download
Firebird
こちらからダウンロードしてください。
最新Versionは1.5です。ibWebadminは問題ないようです。(古いバージョンのPHPからInterbase互換のibase関数を使う場合には1.5のリソースだけでは不足するそうで、必要ならばFirebird1.02以前をinstallしてから1.5をinstallしてください。但し、PHP4の最新版や、PHP5系ではその必要はありません)
ibWebAdmin
ibWebAdminはFirebird/InterBASE用のWebアプリ型フロントエンドです。
こちらからdownloadしてください。
このソフトの動作にはHTTPサーバとPHPが必要です。
Win32用Apache
有名なHTTPサーバで説明は不要と思います。
現在、Apacheには1.3x系と、2.0x系がありますがPHP側のdocumentによると1.3x系が推奨環境だそうです。
現時点の最新Versionは1.3.29です。こちらからdownloadしてください。
Apacheのinstallには特に問題は無いと思います。JAPAN APACHE USERS GROUPに詳細な日本語ドキュメントがありますので参照してください。
PHP
Zend社が開発したDBとの親和性が高い言語です。
余談ですがLinux+Apache+MySQL+PHPで、DB-Webサービスを構築するのを頭文字を取ってLAMPソリューションと言うらしいです。
WindowsでFirebirdというのはマイナーかもしれませんね。
PHPは最近、5.0がReleaseされましたが、ここでは安定版の4.3.6をここからダウンロードします。
Install
Firebird
IBPhoenix社のFirebird Quick Start Guideが詳しくて参考になります。
isqlでサンプルデータベースemployee.fdb(pdfでは拡張子がgdbになっていますが記述が一部古いのでしょう)にアクセスするところまでは文書の通りで問題ないと思います。
コマンドラインツールの簡易マニュアルも読んでみてください。
次にデータベースをいじるためのGUIフロントエンドとしてはIBOConsoleという手もあります。
日本語で解説されているサイトがありますので、そちらがいいと思う方はそちらへどうぞ。
クイックスタートも見てね。