サーバアーキテクチャの種類(Super / Classic / SuperClassic / Embedded)
特徴
- Superサーバ:1つのサーバプロセス上でマルチスレッドで動作する。キャッシュはすべてのコネクションで共有。SMP対応は不完全。
- SuperClassicサーバ:1つのサーバプロセス上でマルチスレッドで動作する。キャッシュはコネクションごとに用意される。SMP対応はまあまあ。2.5以降。
- Classicサーバ:複数サーバプロセスで動作する。キャッシュは各コネクションごとに用意される。SMPに完全対応。
- Embedded:クライアントプロセスで動作する。
選択基準
- 一般的にはWindowsでは管理しやすいSuperサーバ、LinuxなどのUNIX系OSではパフォーマンスの出るClassicサーバが選択されることが多い。LinuxでのSuperサーバは問題なく稼働するので適宜利用可能だが、WindowsでのClassicサーバはおそらくほとんど使用されることがない。
- 2.5からはSuperClassicサーバが出てきたことで上記は変化するかもしれないが、今のところSuperClassicの実績は少ない。
- Classicサーバを選択するメリットは別プロセスになっているため特定のコネクションをkillできること。
- アーキテクチャは一つのサーバ上では共存できないが、後からインストールし直すことで変更できる(fdbは共通)。